組織論的な話ではなく、
経営危機を回避した具体的な方法も話してくれました。
もう、退任するから、言ってもいいでしょう。
ということでした。
なかなかユーモア聞いている方です。
◆つぶれるという危機感はあったはずだが、
醸成されなかったのはなぜか。
末端の社員には危機感はなかった。売上は上がっていたため。
◆意識の改革に、大幅のリストラを断交した。
2:6:2の下位2割をリストラ。
しかし、結局、下位を切っても、だめな人間はやはり生まれる。
同様に上位2割も、
引き抜かれれば優秀な人財は生まれる。
組織として、全体の底上げが必要である。
◆村井勉社長の英断
欧米企業の視察を繰り返す(エクセレントカンパニー)
・理念を作ること
・中長期計画を作ること
・現場周りを確実に行うこと
・QC活動を徹底する
→社員の力量↑ポジティブシンキング
・合言葉を作ること
・経営理念から、本当になっているのかと考えた。
・最高の品質、心のこもった行動。
経営危機を救ったアサヒビールの存在
新商品は大概、会社の危機を救わないと言われますが、
もう崖っぷちだったアサヒ(いうほどでもないと思うけど)
の全精力を投資できたのが起死回生の
要因だったのかと思います。
ワタミのとりめろ、ミライザカに近いですね。