traditional sake barrel display in tokyo

繁忙期、本当にお疲れさまでした。
今年の12月は、過去最高月販に到達できそうな勢いを見せた、非常に力のある月でした。
最高日販も、正直に言って「すごかった」。

まずは、この12月を
感覚ではなく、事実と数字で振り返るところから始めましょう。


勝ちにも負けにも、必ず理由がある

故・野村克也監督の言葉に、
「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし。」
という言葉があります。

この言葉は、もともと江戸時代の大名であり、
剣術の達人でもあった松浦静山の剣術書にある一文が由来です。

意味はこうです。

  • 負けは、偶然ではなく必然
  • 勝ったとしても、すべてが正しかったわけではない
  • 勝ちの中にも、次の負けにつながる要素は必ずある

だからこそ大切なのは、
「なぜ勝てたのか」を言語化し、再現すること
そして、
「なぜうまくいかなかったのか」を次に持ち込まないことです。


なぜ12月は、前年を大きく超えられたのか

まずは、数字が伸びた理由を整理します。

【勝因】

外的要因

  • 日割りの影響
     11月の売上が12月にスライドした可能性
  • 26日・27日が金・土だったこと

内的要因(今年、意図的に変えたこと)

  • 営業時間の拡張
     金曜 15:00〜4:00
     土曜 13:00〜4:00
     まで延ばして営業したこと
  • DMの改善
     例年送っていた宴会DMを、
     FAX DMと同様の設計に変更
     さらに月末まで利用可にしたこと
  • 前回転・後回転の設計
     基本をコース利用に寄せたこと
  • ワークスケジュール
     スタンバイ人員を12:00から配置
     「完全スタンバイ」をやり切れたこと
  • ピーク外販
     ピークタイムでの外販は、明確に効果があった
  • 席回しの工夫
     30卓を40に寄せ、
     FR席を31に回すことで
     30卓で最大30名案内が可能になった

営業面で、確実に良かったこと

  • DUリーダーが固定され、判断がぶれなかった
  • 土曜日はK・Hともに営業時間が最適化されていた
  • 新たなポジションを設けたことで、
     青木をはじめ、責任が芽生えたメンバーが複数いた
  • DUは前半を人、後半をロボで回し、生産性が向上
  • 全席に宴会チラシを掲示し、店内の活気を演出できた

改善すべき点・次に持ち越さないこと

一方で、課題もはっきりしています。

  • 予約取得は基本150分で統一すべき
  • スタート時間が揃い、瞬間的にオペレーションが乱れた
  • ネット予約で、本来受けられない席まで即予約可になっていた
  • 29〜30日は18:00スタートが重く、
     19:00スタートであれば前回転が取れた
  • 20時台にKが2名休憩に入り、ピーク対応が弱くなった
  • 洗い場が「特定の人の仕事」になり、全員で回す意識が不足
  • 金曜日、上村不在時のKリーダー不在は大きな課題
  • 固定メンバーが少なく、TRが追いつかなかった
  • 後半帯は人数過多で、効率を落とした
  • QSCは担保できたが、
     声出しなど基本行動の質が落ちていた
  • インフルは仕方ないが、体調管理の甘さは否めない

プロモーション投資の振り返り

  • HP(季節サブサイト):反応は弱い
  • ここら:1件のみ
  • フリーペーパー:フリー入店は反応あり、宴会は弱い
  • テーブル宴会パウチ:4,000円は反応薄
     → 飛び込みは価格調整が必要
  • FAX DM:反応あり
  • DM:反応あり(顧客精査は必須)
  • 守成会:対応が遅い、顔出し不足
  • ぐるなび:予約は弱く、フリー中心
  • LINE DM:宴会反応あり
  • SNS:高校活用はもっとできた
     ストーリーでの営業時間告知は実施

総括 ― 売上最大化はできた

内部課題は多く噴出しましたが、
売上を最大化できたこと自体は、事実として評価すべき成果です。

今年は人への投資にも時間を使いました。
ただし、来期にいないメンバーも多い。
だからこそ、在籍する
つばさ・青木・上原を、より丁寧に育てていきます。

完全スタンバイをやり切れたことで、営業は安定しました。
最低人数で回した結果、
活気があり、ムリ・ムダ・ムラも少なかった。

一方で、後半帯の人員は過剰でした。

また、
「お客さまが多いから元気」ではなく、
スタッフ側から空気をつくれる状態まで行けたら、
さらに強い店になります。(特に27〜30日)

疲労やメンタルが、
「売りたいとき」にブレーキになる場面もありました。
9〜11月入店メンバーへのTR・指導を
12月まで引っ張らない体制づくりも、次の課題です。

来期以降、
4年生をメインで扱うことには、より慎重さが必要だと感じています。


次に向けて

繁忙期はいったん終わりました。
次は歓送迎会まで、いわばリセット期間です。

ただし、これは休む期間ではありません。
**次の山に備える「充電期間」**です。

一人ひとりの力量を上げ、
次の繁忙期を、今よりもっと余裕をもって迎えられるように。

また今日から営業です。
一緒に、次のステージへ進みましょう。