「人はどうしたら変わるのか？」——後輩育成に悩むあなたへ
「後輩やアルバイトが思うように動いてくれない…」
「どうしたら、この子は変わるんだろう？」
飲食の現場で働いたことがある人なら、一度はこんな壁にぶつかったことがあるはずです。
役職がついていなくても、飲食店では必ず“誰かの先輩”になります。
アルバイトの平均在籍期間が半年ほどと言われる世界。
気づけばあなたの後ろに、新人の背中が並んでいるのです。
そして多くの場合、
「なんでこうなるんだよ…」
と思ってしまうメンバーが自分の下につきます。
これはもう、飲食業の“あるある”かもしれません。
そんなとき、僕を何度も救ってくれた本があります。
古典中の古典——デール・カーネギーの名著『人を動かす』です。
■ 人を動かすための“たった3つの原則”
カーネギーは、人を動かすために必要な原則をわずか3つにまとめています。
- 相手を批判しない・非難しない・文句を言わない
- 相手に重要感を持たせる（誠実な評価を与える）
- 相手の立場に身を置いて考える（強い欲求を引き出す）
……正直、これを読んだ瞬間、僕は思いました。
「いやいや、どう考えても相手が悪いときあるでしょ！」
頭では理解できても、心が納得しない。
多くの人がそう感じるはずです。
僕も、つい最近までそうでした。
■ しかし“潜在意識”を学んで気づいたことがある
人間には“現状維持”を強烈に守ろうとする本能（ホメオスタシス）があると知ってから、
やっと理解できました。
人は「間違っている」「違う」と否定された瞬間、
本能的に自分を守るために反発します。
たとえ自分自身が“変わりたい”と思っていても、です。
まして他人から否定されたら、なおさら変われません。
つまり、僕たちが誰かを変えたいと思うなら、
最初にしなければならないのは “受け入れること” なのです。
人は「受け入れてくれた人」によってしか変わることができません。
■ 僕自身、ずっと苦手だったこと
正直に言うと、僕はこれが苦手でした。
しかし、多くの経営者と出会い、学び続ける中で気づきました。
“人を受け入れられる人間にならなければ、会社は絶対に大きくならない。”
それは飲食店でも、どんな組織でも同じです。
■ ヒューマンスキルは“才能”ではなく“スキル”である
「人間性を磨く」と聞くと、どこか難しく聞こえるかもしれません。
ですが、こう言い換えるとどうでしょう。
ヒューマンスキルは才能ではなく、身につけられる“技術”である。
技術なら、誰だって習得できます。
努力した分だけ、確実に伸びる分野です。
だからこそ、僕は仲間たちと一緒に学び、成長し続けたいと思っています。
■ 一緒に変わり、一緒に成功しよう
後輩やアルバイトを変える前に、まずは自分が変わる。
それが結果的に、仲間を信じ、導き、成長させる力になる。
僕たちの会社は、
「人として成長したい」
「リーダーとしての力をつけたい」
そんな想いを持つ人に、出会ってほしい景色があります。
スキルは必ず身につく。
一緒に成長する仲間がいる。
人生の舵を、自分で握れるようになる。
さぁ、一歩踏み出しましょう。
僕と一緒に、人生を変える側の人間になりませんか？
