私たちは昨年度よりひと足先に新年度を迎えていますが、世の中の多くの組織でも新年度が始まり、私たちの周囲でも新しいメンバーが増えてきました。
人が増えると、空気は変わります。
いい影響もあれば、迷うこともある。
誰かに刺激を受けて一気に成長することもあれば、自分の軸がぶれそうになることもある。
だからこそ今、あらためて考えたい。
セプテンマリアらしい働き方とは何か。
今日は、自分たちの軸を確認する意味でも、改めてこのテーマについて書いてみたいと思います。
そもそも、私たちらしい働き方とは何か
セプテンマリアらしい働き方とは何だろうか。
- とにかく勉強することか
- 成果を出すことか
- 他者に貢献することか
- 絆徳の経営をすることか
- 儲けることか
どれも大切です。
でも、私が一番大切にしたいのは、「なぜ働くのか」を大事にしていることです。
言い換えれば、
本当に自分がその仕事をやりたくてやっているのか
ということでもあります。
稼ぎたい。
成長したい。
それはとても大切です。大いに結構です。
でも、私たちが外食をやっている理由の第一は、
一人でも多くのお客さまに、出会いとふれあいの場、そして安らぎの空間を提供するためです。
この経営理念に、本気で向き合うのか。
本気で達成したいと思うのか。
ここが、私たちらしい働き方の出発点だと思っています。
理念に本気で向き合うなら、成長は避けて通れない
理念を本気で達成しようと思えば、当然ながら、今のままでは足りません。
目の前のお客さまに、理念の基準を満たした空間を提供しようと思えば、
QSCのレベルは常に向上させなければいけない。
そのためには、今よりも高いレベルに上がるための考え方と能力を育てる教育が必要です。
そして、その理念をもっと広く達成しようと思えば、
今の1店舗だけでは足りません。
次のステージへ進むには、
- マネジメント
- 経営ノウハウ
- 知識の共有
- 人材育成
が必要になります。
さらに、よりレベルの高い人たちを集めるためには、
一定以上の給与水準や待遇も必要です。
そのためには、当然、収益性のある店舗モデルを作らなければいけない。
OPを構築し、省人化を進め、生産性を高める。
WSの精度を上げ、人材の組み換えも行う。
そうして初めて、理念と現実がつながっていきます。
つまり、
「なぜ働くのか」を真剣に考えれば考えるほど、
お客さまにより大きな満足を届けながら、同時に収益が上がる仕組みを作る必要がある
ということに気づきます。
第2に、戦略をもとに動き、無駄なことはしない
世の中には、無駄なことが多すぎます。
私たちは、
お客さまを満足させることにつながることだけを考えたい。
企業活動は、結局この式に集約されます。
(売上 − 経費) ÷ 時間 = 収益
私は、この式が企業活動の本質を表していると思っています。
もう少し詳しく言うと、
- 売上とは、お客さまの「ありがとう」をより広く、より深く集める活動
- 経費とは、そのために必要なヒト・モノ・カネ・情報を集めるために使ったもの
- 時間とは、生産性そのもの
- 3人でやることを2人でやる
- 2時間かかることを1時間でやる
- 収益とは、教育・雇用・給与・保険・従業員の保障の源泉
です。
私の考える企業とは、
学校と同じように、
人を雇用し、教育し、さらに次の売上のために再投資する装置です。
だから、人間関係を良くすることや仲良くすることを否定はしませんが、
それ自体が本質ではない。
そもそも私たちは、
お客さまの感動をより多く集めるために集まった組織です。
収益をより効率よく生み出すために、役割を持って集まっている。
だからこそ、
- お客さまの感動以上に、スタッフ同士に気を使いすぎる必要はない
- 社員のために収益を残したいなら、不要な人員は少ない方がいい
- 使いすぎている経費は減らさなければならない
教育にも、雇用にも、源泉が必要です。
源泉なくして教育も雇用もできません。
逆ではないのです。
そう考えると、外食はとてもシンプルです。
より多くのお客さまの感動を集めること。
そのために必要な経費を、いかに適正に抑えること。
これに尽きます。
第3に、それを実現するための“正しい努力”をする
どうやって売上を上げるのか。
どうやって経費を下げるのか。
方向性が決まったら、次に必要なのは
そのための努力を続けることです。
ここで大切なのは、
ただ努力するのではなく、正しい努力をすることです。
「努力に正しいも間違いもあるのか?」
そう思う人もいるかもしれません。
でも、私はあると思っています。
たとえば、
- 無理やりやらされている
- 被害者意識のまま嫌々やる
これは、正しい努力ではありません。
やりたいことがあるなら、
やらなくてはいけないことから逃げることはできません。
だからこそ、
- 自分に責任があると自覚すること
- 前向きに取り組むこと
- もっと効率よく、もっとうまくできないかを考えること
が大切です。
額に汗をかくことも尊い。
でも、頭に汗をかくことはもっと重要です。
私はどちらかというと、額に汗をかくタイプです。
でも、考えることでよりうまく、より効率的にできるなら、それに越したことはありません。
そして、そのために
理論を学び続けることが、正しい努力なのだと思います。
結局、数字として成果が出なければ、他者から評価されることはありません。
だからこそ、
成果につながる努力をしていきたいのです。
まとめ:セプテンマリアらしい働き方とは
今回、セプテンマリアらしい働き方について考えてきました。
これは、私と上村さんの働き方の共通点でもあり、
私自身が「こうありたい」と思っている働き方でもあります。
整理すると、3つです。
1. 何のために働くのかを考え、そのために働けること
ただ目の前の仕事をこなすのではなく、理念とつながって働くこと。
2. 戦略的に物事を行い、無駄なことをしないこと
感覚ではなく、収益と生産性を意識して動くこと。
3. 正しい努力を行うこと
被害者意識ではなく、自責と前向きさを持ち、学びながら成果に向かうこと。
まだまだ深掘りできる部分はあります。
でも今回はまず、あり方・考え方・やり方を大きく整理してみました。
新しい人が増える今だからこそ、
自分たちらしさを忘れずにいたい。
そして、新しい人たちが増えるからこそ、
私たちの色がもっと深く、もっと濃くなるようにしたい。
そう思って、改めて働き方について考えました。
最後に
今一度、
セプテンマリアらしく、そして、それが自分らしく。
その両方を大切にしながら、
これからの働き方を追求していきましょう。
今週もよろしくお願いします。






